小泉純一郎元首相の息子、小泉進次郎環境相が最年少で内閣のメンバーになったことは記憶に新しい。そんな彼の発言が大きな波紋を呼んでいる。小泉氏自身の妻が今月臨月を迎えるため、まず月末から約2周間の育児休暇を取り、その後の3カ月は半休を取るというのだ。半休期間中は政府内の重要な仕事には出席し、それ以外はメールで連絡を取り合う予定である述べている。

 では、日本人男性の育児休暇の実態はどうなっているのか。中国メディア照理拍案が紹介している。

 日本では、男性の育児休暇は52週間ととても長く、韓国に次いで世界で二番目に長いと言われている。中国人男性の育児休暇はわずか15日しか取ることができない。この点だけを考えると日本はとても寛大な国だ。

 しかし、育休の取得率を見ると別の現実が浮かび上がる。実際に育児休暇を取っている日本人男性はわずか6%しかいない、というのだ。

 というのも、日本人の多くは集団主義で企業精神も強い。自分の仕事をすべて終わらせてから帰宅、もしくは、同僚が残業してるなら一緒に残業するなど仕事中心になっている。また長い休暇を取れば自分のポストも危ないと考えているのかもしれない。こうした仕事に対する考え方が原因で、実際の育休取得率は6%にとどまっている。

 少子化が進む日本では、夫婦での育児や家事の分担が今後の少子化を改善するための鍵になる。中国メディアは「小泉氏のこの決断が、これから育児休暇をとる男性にとって手本になるのではないか」と結んでいる。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)