中国メディア・今日頭条は1月31日、中国で知名度が高く人気のある日本人ボクサー・木村翔選手が、縁の深い中国で発生している新型コロナウイルスの感染拡大に対し、励ましのメッセージを送ったと報じた。

 記事は「1月31日、これまでで最も中国人に名の知られた日本人ボクサーである木村翔が、中国人民に心からのお見舞いを表した」とし、SNSを通じて中国での新型コロナウイルス感染拡大について「少しでも感染者が少なくなり、元気な中国に戻ることを願います」とのメッセージを出したと伝えている。

 そのうえで、木村選手について、当時ほとんど名前が知られていなかった2017年に中国の著名ボクサー鄒市明選手を破ったことで一躍有名となり、その後中国で多くの試合に出場、正面から相手とぶつかり合うボクシングスタイルやストイックな生活によって中国でファンを増やしていったとした。

 そして、所属ジムの不祥事から活動を休止していた木村選手が2月15日にフィリピンで復帰戦に挑む予定だと紹介。この試合に勝てば世界チャンピオンに返り咲く足がかりとなるとしたうえで「中国人が大好きな日本のボクサー・木村翔が勝利することを願うとともに、木村の願いが真実のものとなり、中国の人びとが一日も早く健康で穏やかな生活に戻れるようになることを祈る」と結んだ。

 「武漢がんばれ」、「中国がんばれ」の声は、スポーツ界を含む様々な業界に広がりつつある。各方面から寄せられる励ましは、医療現場の第一線で休む間もなく働いている中国の医療関係者や市民にとって大きな力の源になることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)