ロシアワールドカップでサッカー日本代表を率いた西野朗氏は現在、タイ代表の監督を務めている。東京五輪のアジア最終予選でもあったU23アジア選手権で、タイ代表は初となる決勝トーナメント進出を果たし、タイ国内において西野監督は非常に高く評価されている。

 また、元日本代表の本田圭佑選手もカンボジア代表の実質的監督を務めるなど、東南アジアにおいて日本人サッカー関係者の活躍が光るなか、中国メディアの百家号はこのほど、「日本の先進的なサッカー理念のもと、東南アジアのサッカーが勃興を始めている」と論じる記事を掲載した。

 記事は、近年のタイサッカー代表は「めざましく実力が向上している」と強調し、タイ人選手たちは「年々、サッカーが上手くなっている」と指摘。また、タイのみならず、東南アジアの国ではサッカーの実力が近年顕著見られると紹介し、これはサッカー人口の増加やサッカーという競技の普及といった要因のみならず、「日本がサポートをしていることも重要な要素である」と論じた。

 続けて、東南アジアのサッカーに関わりを持つ日本人は近年増えていると伝え、これは日本サッカーがアジアで最も大きな成功を収めた立場にあるため、東南アジア諸国が日本のサッカー関係者にオファーを出しているためだと主張。だからこそ、東南アジアのサッカークラブや青少年チームなど、様々なチームで日本人がコーチなどの関係者として活躍しているのだと論じた。

 そして、こうした人的なつながりは「選手」にもあり、Jリーグには東南アジア出身の選手が複数存在するほか、トレーニングのために訪日する選手も増えていると紹介。こうしたつながりのもとで東南アジア諸国のサッカーの実力は急激に高まっていると強調、中国代表がタイに負けたとしても何ら意外ではなく、「日本の先進的なサッカー理念のもとで、東南アジアのサッカーが勃興を始めている」と警戒感を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)