中国メディア・今日頭条は28日、「人口50万人足らずの日本の都市が、武漢にマスクを3万枚寄贈した」とする記事を掲載した。

 記事は、大分県大分市が27日に、防災倉庫に備蓄してあるマスク3万枚を、新型コロナウイルスによる肺炎が拡大している湖北省武漢市に寄贈することを明らかにしたと紹介。武漢に送るために梱包した箱には中国語で「武漢加油!」(武漢がんばれ)と記載されていたとし、マスクは同日午後4時過ぎに同市役所を出発したと伝えた。

 そして、同市は人口47万人の都市で、1979年には同じ鉄鋼業を有力産業とすることから武漢市と友好都市関係を結び、交流を続けてきたと説明。新型ウイルスの感染拡大により、来月8日に大分市で予定されていた友好都市締結40周年記念イベントの延期がすでに決定したと紹介している。

 日本の友好都市による、武漢への支援の手に対して、中国のネットユーザーは「優しさにあふれている! ありがとう」、「日本と武漢は、武漢大学の桜の花でも繋がっている」、「台湾よりも日本の方が、思いやりの心を持っている」などといったコメントを残した。

 また、多くのネットユーザーが今回の寄贈について市の備蓄分から調達されたことに注目し、「人口50万人弱で3万枚備蓄していたのか」、「われわれは普段、備蓄不足ではないのか」、「大都市は今後100万枚レベルでマスクを備蓄しておくべきではないか」との考えを示している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)