中国湖北省・武漢市で発生した新型肺炎の感染拡大が続くなか、中国メディアの今日頭条は27日、日本人は伝染病対策としてどのような行動を取っているのかと問いかける記事を掲載し、日本人に学べる点は学ぶ必要があると論じた。

 記事は、日本でもすでに新型肺炎の感染者が確認されていると紹介したほか、日本以外の国でも相次いで感染者が確認されていると紹介した。続けて、日本人の伝染病対策には学ぶべき点があると伝え、「日本では新型肺炎の問題が起きても、街でマスク姿の人が増えることはなかった」と強調し、なぜなら日本人は普段からマスクを着用する習慣があるからだと指摘した。

 続けて、人間が「咳(せき)」をした時、唾液は約2メートルも飛ぶと伝え、マスクを着用することで「伝染病を他人にうつす確率を下げることができる」と紹介し、また同時に「自分が感染する可能性も低下させることが可能だ」と強調した。さらに、日本では外出から帰ったら「手を洗う」ことが習慣になっている人が多いことを指摘し、手洗いは伝染病を防ぐうえで有効だと指摘した。

 さらに、日本には厚生労働省が定める「健康危機管理基本指針」があり、この指針に基づいて「国民の生命や健康の安全に直接係わる食中毒や感染症などの危険情報」を科学的かつ客観的に評価し、リスクや治療方法などの情報を医療機関と速やかに共有する仕組みを構築していると紹介した。

 記事は、「マスクを着用すること、手を洗うこと、情報を即時に共有すること」などは「いずれも難しいことは何もない」と指摘し、こうした点こそ日本に学ぶべき点であると強調。伝染病が発生した場合は「自分を守る行動を取ることが感染拡大を防ぐ最良の方法である」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)