中国では新型肺炎の感染拡大を抑えるため、国内外への団体旅行がすべて中止されることとなった。春節の連休期間中に日本旅行を計画していたものの白紙となってしまった中国人もいるだろう。一方、すでに出発済みの旅行に関しては計画どおり行われるようなので、すでに日本へ来ている中国人は予定どおりの日本旅行を楽しむことだろう。

 経済的に豊かになったことで、中国では海外旅行が人気となっていて、特に日本は人気の高い渡航先となっている。中国メディアの新浪は25日、非常に多くの中国人が日本を訪れているが、「日本人は中国を訪れたがらない」と主張する記事を掲載し、その理由を分析した。

 記事はまず、日本を訪れる中国人が年々増加していることは周知の事実であるが、「日本人が中国を訪れる数が伸びないのはなぜだろうか」と疑問を提起し、その理由を考察した。

 まず1つ目は、「伝統文化の消失」で、中国は貴重な文化よりも都市開発を優先させてしまっているためではないかと主張。日本は歴史や文化の保護を大切にしているが、中国では伝統的な事物がどんどん失われていて、日本人にとって訪れる価値が減少しているのではないかと論じた。次に、「中国の物価が高くなっている」ことを挙げ、中国旅行はかつてのように安いものではなくなっていることも理由の1つだと論じた。

 さらに「反日感情」の存在を挙げ、日本では中国の本当の様子が伝わっておらず、日本人は「中国でトラブルに遭うのではないか」と潜在的に警戒している可能性があると主張し、これも日本人が中国を訪れない大きな要因となっていると分析した。

 中国には多くの世界遺産もあり、様々な歴史的建造物も多く存在している。観光地として上手に整備すると同時に、ぼったくりなどを無くして観光客が安心できる環境作りが求められていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)