2019年の中国自動車市場における新車販売台数は前年比8.2%減の2576万9000台だったが、一部の日系メーカーは市場の逆風もものともせずに販売台数を伸ばした。中国メディアの今日頭条は19日付で、「中国人はなぜ日系車に惚れ込んでしまうのか」と題する記事を掲載、中国自動車市場が停滞するなかでも躍進を続ける広汽ホンダについて紹介した。

 記事は、広汽ホンダが1998年7月の設立から21年となった2019年に生産台数および販売台数で累計700万台を達成したと紹介。またホンダ車を愛する数多くのファンたちは一度ホンダに乗ったら一生その虜になるという意味の「一日本田、終生本田」というフレーズをよく口にするが、これはホンダブランドに対する最大の賛辞であると説明した。

 このように広汽ホンダが顧客を単なる消費者から「ファンに変える」ことができるのは、オーナーたちを大切にするだけでなく、ファンたちとの感情面でのつながりも重視しているからだと指摘。さらに広汽ホンダはいつもファンの期待を超える製品とサービスをもってユーザーの要求に応えているとも説明した。

 また広汽ホンダの19年の販売台数は前年比4.0%増となったと紹介し、中国自動車市場が低迷するなかで前年比で成長を記録した数少ないメーカーの1つであると称賛。これは広汽ホンダが長期にわたって「高品質経営」を堅持してきたことの必然的な結果であると指摘した。

 さらに広汽ホンダの車が「値下がりしにくい」ことは市場全体に知られていると説明し、中国汽車金融曁保値率委員会が発表した「2019年第3四半期季自動車保値率ランキング」ではフィットとアコードがそれぞれのランキング・グループにおける第1位だったと紹介した。

 「一度ホンダに乗ったら一生その虜になる」というフレーズは実際に中国の多くのネット上でよく目にするが、この記事を読んだ中国ネットユーザーの一人も、人生における最初の車はフィットだったが「もし今後車を買い替えるにしてもやはりホンダを選ぶ」とコメントしていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)