中国の旧正月に当たる春節の長期休暇を利用して、今年も多くの中国人観光客が日本を訪れている。中国メディアの百家号は22日、中国人旅行者と日本人旅行者の「違い」について考察する記事を掲載し、「違いはお金を使うかどうかではない」と主張する記事を掲載した。

 海外でアジア人旅行客を見かけても、外見だけでは中国人か日本人か見分けが付かないかもしれないが、記事は「日本人と中国では旅行先での過ごし方は大きく異なっている」と指摘。具体的には、「旅行の行程や内容が根本的に異なっており、それは経済的な要素によるのではなく、旅行の目的や考え方の違いにある」と論じた。

 まず「目的地」を見ても、現在中国人に最も人気があるのは日本で、他にはタイなどのアジアが続くが、日本人はハワイ、台湾、フランス、ドイツなど欧米諸国が人気があり、中国は旅行先としてはさほど人気がないことを紹介した。

 また、旅行の「目的」は、中国人は仕事に追われて毎日同じ生活の繰り返しなので、「まず休暇を取るのが難しく、旅行を十分に計画するゆとりがないので、旅行先で寛ぐより観光と買い物に追われてあわただしく過ごす傾向がある」とした。しかし、日本人は「自分なりの旅行を計画し、地元の文化に触れるなど意義ある時間を過ごしている」という違いを指摘した。

 他にも、「旅行先での楽しみ方」について、中国人はできる限り多くの名所を訪れて写真を取り、お土産を買おうとするが、「写真やお土産を武器に、周囲に自分の経済力をアピールする人は少なくない」と指摘。こうして中国人は旅行を慌ただしく過ごしてしまうが、日本人は「旅行を純粋に自分の時間として満喫する」点が大きく異なると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)