日本では中華料理の人気が高く、街中でも多くの中華料理店を見かけるが、その味は多くの場合、日本人の好みに合わせて作られている。また、なかには「中国にはない中華料理」というものもあるようだ。中国メディアの新浪は24日、日本で作り出された「中国にはない4つの中華料理」を紹介する記事を掲載した。

 1つ目は「冷やし中華」だ。「中華」というものの、中国にはない料理である。中国にも涼面(リャンメン)と呼ばれる冷麺はあるが、日本の冷やし中華とは全くの別物だと伝えている。冷たいものを食べる習慣のない中国では、この涼面(リャンメン)は冷やし中華のように冷たくない。

 2つ目は「エビチリ」。「乾焼蝦仁(カンシャオシャーレン)」という料理は中国にもあるが、日本では味付けに本来の豆板醤ではなくトマトケチャップを使っているので本場とは全く違うと指摘。日本のエビチリは、中華料理人の陳建民氏がこの四川料理を日本人の口に合うように改良して広まったものだと言われている。

 3つ目は「天津飯」だ。これも、天津と名がつくにも関わらず天津出身の人でも「聞いたことも見たこともない」という日本で作られた料理だ。記事は、発祥の地としては、東京の来々軒と大阪の大正軒の2つの説があると紹介している。4つ目は「中華丼」で、こちらも中華という名前で中華風の味付けだが、中国とは無関係という面白い料理である。

 記事が紹介している4つの中華料理は、日本で生まれた中華料理で「本場にはない」にもかかわらず、中国人でも好きな人は多い。日本ならではの体験として、日本に旅行に来る中国人にも一度試してもらいたいものである。そのおいしさに虜(とりこ)になるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)