日本では、婚活をしている女性が相手に「持ち家を持っている」ことを求めることは少ないだろう。これは「持ち家がなければ嫁が見つからない」中国とは対照的だ。中国メディアの今日頭条は22日、日本人男性は持ち家がなくても結婚できると紹介する記事を掲載した。日本では、逆に持ち家があると結婚しにくい場合さえあると伝えている。

 中国人女性にとって、男性が持ち家を持っていることは結婚の絶対条件と言っても過言ではない。これは高すぎる条件なのだろうか。記事は、中国人女性のこの条件は理にかなっていると主張。持ち家があることは「雨風をしのげて安心して生活する」のに最低限必要なのだという。中国では賃貸住宅だと突然立ち退きを要求されることがあったり、持ち家がないと子どもが学校に入れないことがあったりするため、持ち家があると「安心感」があるとしている。

 一方、日本の場合は、「家を持っていると婚活に不利」になることさえあると記事は紹介。日本の女性は、持ち家を持っていてもローンがある男性には二の足を踏むことや、むしろ結婚してから二人で相談しながら好きな街に好きな家を建てたい人が多いからだと分析した。また、日本では持ち家が「財産」になるとは限らず、空き家率が高い日本では「負担」になることさえあるので「むしろ不利」にさえ場合もあると伝えている。

 日本と中国とでは、女性が求める男性像に違いがあると言えるだろう。記事は、中国人女性の求める男性は「3高」、つまり高学歴、高収入、高い顔面偏差値だが、日本では低リスク、低依頼、低姿勢の「3低」に人気があると紹介。日本の男性は、持ち家があるかどうかよりもむしろ「家事能力の高さ」が重視されるようだと伝えた。記事では指摘していないが、日本ではさらに低燃費(倹約家)を加えた「4低」もある。

 日本の女性は、男性を見る目が現実的だと言えるかもしれない。記事に対して、「本来はこうあるべきだ」、「家を結婚の道具にするのは間違っている」など日本の価値観に賛同するコメントが多くみられ、「持ち家がなければ結婚できない」のは理不尽だと思っている人も少なくないことがわかる。日本でもバブル時代は3高がもてはやされたことを考えると、中国もこの先価値観が変わることもあるかもしれないが、今のところ結婚したい中国人男性のプレッシャーは大きいようである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)