中国語の「脱胎」という言葉は、ある物が元々は別の存在によって生み出され、変化を経て現在の姿に至ったという状況を示すが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の食文化は中国の食文化から脱胎したものだと論じる記事を掲載した。

 記事は、ラーメン、寿司、精進料理などの日本料理を紹介し、これらの料理は中国人でさえ「日本を代表する伝統的な料理」だと認識しているものの、その起源はすべて中国料理にあると主張した。

 例えば、ラーメンの起源は中国の山東省福山区の麺料理であると説明。福山の麺料理がまず中国全国に広がり藍州ラーメン、河南ラーメン、山西ラーメンなどに変化した後、中国のラーメンは日本に伝わり、ここで根を下ろした後に日本人好みの日本のラーメンに変化したと論じた。

 また、寿司の起源も中国にあると説明。中国最古の辞典である「爾雅」の第六篇に「肉謂之羹、魚謂之鮨」という記述があり、鮨とは魚肉をすりつぶし煮込んで作った調味料であると紹介、この鮨が日本に伝わり長い時を経て現在の日本の寿司へと変化したと主張した。
 
 さらに、日本の精進料理の起源は中国寺院の「素斎」にあると指摘し、素斎は中国の禅宗と一緒に日本に伝わったと説明。また日本の飲食文化は「醤油」抜きでは成立しないが、この日本料理の主要な調味料でさえ中国から日本に伝わったとし、日本の飲食文化は中国の飲食文化から脱胎したものであるという持論の根拠とした。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)