中国メディア・東方網は22日、日本の航空会社で提供される機内食の製造工程を紹介する記事を掲載した。

 記事は、「一見簡単そうな機内食だが、食べれば日本らしい味わいがするとともに、日本民族の匠の精神が表れているのだ」としたうえで、成田空港にある機内食工場の様子を紹介した。

 まず、工場に入る際にスタッフは無菌服をしっかり着用したうえでチリやホコリを払い落とす必要があると説明。そして、食材保管エリアでは、肉と魚、野菜類と冷蔵設備が分けられており、混在することは許されないとしたほか、調理台や調理器具まで肉と魚、野菜で分けられていると伝えた。

 また、冷製キッチンから出てきた食品はそのまま盛り付けエリアに運ばれ、調理担当者が手作業で盛り付けを行い、ホットキッチンから出てきた食品は急速冷却システムによって急冷することで鮮度を保つことができると説明。完成した食事は出荷前に異物排除検査が行われ、これ以降は客のテーブルに運ばれるまで開けられることはないとしている。

 記事は、「実際、航空会社だけでなく、日本の大小飲食企業ではどこでも同様に厳しい管理がなされている。彼らの食品の安全、衛生に対する厳しさは想像を超えるものだ。日本料理の真骨頂は見た目ではなく、その背後の厳しさ、責任感、真摯さなのかもしれない」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)