中国の国内総生産(GDP)は世界2位の規模だが、人口は14億人を超えているため、一人あたりGDPは日本の3分の1ほどにとどまっている。中国メディアの百家号は22日、日本の一人あたりGDPは中国より多いのに「日本人が中国人のような豪快な消費をしないのはなぜなのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 中国では貧富の差が拡大しており、非常に厳しい暮らしを余儀なくされている人が数多くいるものの、貧困者の数が減少を続けているのも事実だ。海外旅行に出かけられるほど、豊かになった人も数多く存在する。一方、2018年における日本の一人あたりGDPが中国の約4倍あったため、「日本人は中国人より豊か」と考えている中国人も多いようだが、日本人が中国人のように豪快な消費をしないことが不思議に思えるらしい。

 記事は、「日本の経済は中国以上に成熟していて、一人あたりGDPも中国より多いのだから、普段から旺盛に消費をしているに違いない」と認識している中国人は少なくないと指摘。一方、日本で暮らす中国人から聞いた話として「大多数の日本人は日々の暮らしのなかで倹約、節約を強いられている」と伝え、なぜ日本人は中国人のような豪快な消費をしないのかと疑問を投げかけた。

 これに対し、日本は「収入の割に支出も多い社会だからだ」とし、生活に必要なコストが高すぎて、節約をしないと家計が赤字になってしまうのだと主張。また、日本ではバブル崩壊による不景気によって、人びとの間に節約・倹約の意識が根付いたことも要因の1つであると主張する一方、中国では豪快な消費をする人のなかには自分で稼いだお金ではなく、親のお金やローンでせっせと買い物をしている人も多いと指摘。日本人が中国人のように豪快な消費をしないのは、このような理由があるのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)