18年ぶりに中国で輸入解禁になった日本産の和牛。しかし「和牛を食べるなら本場で食べたい」と思う中国人は少なくないのだろう。中国メディアの今日頭条はこのほど、本場の神戸まで和牛を食べに行ったという中国人の体験を紹介する記事を掲載した。

 筆者が選んだのは、ホテルの中に入っているステーキハウスだ。この店が売りにしている最高級の黒毛和牛と、カウンター席から望める神戸港の日没に期待して予約したそうで、結果は大満足だったようだ。

 まずは、「100年続くサービス業のこだわり」に強いプロ意識を感じ、コース料理は前菜から素晴らしく、「和牛に期待していたが、和牛が出てくる前の段階でも満足だった」と絶賛している。また、オマール海老が出てきたことも意外だったようで、「中国では普通ロブスターが出てくるが、オマール海老はより軟らかく、焼いても硬くならない」と思いがけないおいしさに舌鼓を打っている。

 「待ちに待った神戸ビーフ」ももちろん大満足で、ピンク色で霜降りが美しく、食感は繊細で溶けるような感じだったと振り返っている。中国ではステーキと言えばウェルダンが一般的だが、日本流にミディアムを挑戦してみたそうだ。ミディアムの和牛は「舌の上で脂肪の粒が爆発して、口の中に香りが残った」と感動を伝えている。

 最後に筆者は、「日本の和牛はどれもおいしい」と紹介。和牛ならどのブランドもおいしく、日本ではスーパーで買った和牛を自分で焼いてもかなりおいしいと伝えている。ただ、「神戸ビーフを神戸で食べるということに意義があった」そうで、雰囲気も含めて大満足だったようだ。

 記事に対して、「オマール海老が気になる」、「ミディアムではのどを通らなそう」、「神戸は良い街だ」など、和牛の味以外のところが気になるというネットユーザーも多かった。以前のように爆買いだけが目的ではなく、日本の食を目当てに訪日する中国人も増えてきていると言われる。旧正月の春節も多くの中国人が来日して、日本の美食に舌鼓を打つことになりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)