中国メディア・東方網は22日、日本の夏に欠かせないイベントとして中国でもしばしば紹介される花火大会について、今年はある理由により開催を見送るケースが相次いでいると報じた。

 記事は、福井県坂井市の三国花火大会実行委員会が、今年8月に開催予定だった同大会を中止することを発表したと紹介。東京五輪・パラリンピックと開催時期が重なり、十分な警備体制がとれないことが理由で、同様の理由で中止となる花火大会が相次いでいるとした。

 そして、同様に中止が決まった花火大会として、観客40万人近くを動員する千葉県の手賀沼花火大会や、これまでに70回以上の開催経験を持つ神奈川県の鎌倉花火大会を挙げた。また、警備が手薄になるリスクとして、2001年に将棋倒しが発生して11人が死亡、183人が負傷した兵庫県明石市の花火大会の事例を挙げている。

 記事は花火について、日本伝統の文化活動であり、江戸時代から行われていると紹介。全国的に主に7~8月に行われる花火大会では数多くの色鮮やかな花火が打ち上げられ、夏の夜空を美しく彩るほか、多くの屋台が登場して大いに賑わうとした。

 東京五輪・パラリンピックの開催により、全国各地で毎年夏に行われているイベントの一部が開催を見送る事例が発生している。こういった点からも、同大会は東京だけのものではなく、日本の国を挙げて開かれるスポーツの祭典を言えそうだ。そして、無事盛会のうちに閉幕することが、日本政府と東京都に課せられた大きな責任だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)