食の大国と呼ばれる中国では、美味しいものを食べるためにはいくら高いお金を払っても良いという美食家はいくらでもいるが、日本の「初競り」で1匹のマグロに億単位の値が付けられることに驚きを見せる人は少なくない。中国メディアの新浪網は15日、日本人が愛するマグロについて「なぜこんなにも高額なのか」と驚きを表わす記事を掲載した。

 記事は、「日本人はもともと中国人よりも肉より魚を好んで食べている」と指摘し、日本は海に囲まれているゆえに、新鮮な海産物が豊富に手に入るが、逆に牧畜は少なく肉は手に入りずらかったことが日本人の食習慣に大きな影響を与えたと主張した。

 また、魚は栄養面でも低カロリーで高たんぱくの健康的な食材だとしながらも、日本人のマグロ好きは度を超えており、「毎年恒例のマグロの初競りの価格を見れば日本人がどれほどマグロ好きかが分かる」と論じた。

 2020年の豊洲市場における初競りでは歴代2位となる1億9320万円で落札されたが、この価格を見れば「マグロは日本人にとって特別な魚であることが分かる」と主張した。

 中国でも魚は食べられていて、焼く、揚げる、蒸す、煮るなど様々な調理がなされる。だが、中国では淡水魚も広く食されており、生姜や大蒜、唐辛子や山椒など香辛料を効かせた味付けで臭みを取るのが一般的だ。それゆえ日本人が「くせのある赤身のマグロ」を生の刺身で食べていて、しかも、高額で流通していることには驚きを感じるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)