日本は先進国というだけあって、中国人がうらやむことはたくさんあり、中国のネット上でも日本を称賛する記事が少なくないが、日本人が中国のことをうらやましいと感じるようなことはあるのだろうか。中国メディアの今日頭条は16日、「日本人がうらやむ中国の6つのこと」と題する記事を掲載した。

 記事によると、日本人が中国のことをうらやんでいることには「住民税がないこと」、「固定資産税がないこと」、「車を購入しやすいこと」、「ごみ捨てが楽なこと」、「野菜や果物が安いこと」、「職場環境が気楽なこと」の6つがあるという。

 車に関しては、日本では法律が厳しくて駐車スペースを確保しなければ車を購入できないと紹介。また、駐車料金も高く違法駐車に厳しいので、日本では自動車の保有と維持のハードルが高いとしている。しかしそのおかげで日本では駐車や渋滞問題が解決されてきたのであり、むしろ中国は日本の法律から学ぶべきなのではないだろうか。そもそも、自動車の購入に関していえば、同ランクの車でも中国の方が値段は高く、都市によっては購入制限がかかる場所もあり、むしろ中国は別の意味で車の購入のハードルは高いと言えそうだ。

 さらに、ごみ捨てに関しても同様で、近年では上海などの大都市で分別が始まったものの、まだほとんどの場所では分別の必要がなく、ゴミ出しが楽なのは事実だ。路上にもマンションの敷地にもごみ箱が常時大量に設置されており、日本と違っていつでもごみを出せる便利さがある。しかし、環境問題を考慮したら日本に見習って改善すべきだと言われている。

 他に興味深いのは職場環境で、「日本は仕事中におしゃべりも私用の電話もできない」ので厳しすぎると息苦しさを伝えている。仕事に対する態度の違いは、サービス業を見れば一目瞭然だろう。中国ではかなり改善されたとはいえ、今でも客がいても構わずおしゃべりを続けたり、客を無視したりする店員もいる。働いている本人は「気楽」だろうが、客は決してそうではないだろう。

 記事の中国人筆者は結論として、「我々はなんて幸せなのだ」と締めくくっている。どちらが幸せなのかはともかく、日本と中国では確かに異なる面があるというのは事実だと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)