中国メディア・東方網は19日、低迷が続く中国サッカーについて今度は「タイに学べ」とする記事を掲載した。

 記事はまず、中国サッカーについて「軟弱この上なく、中国サポーターに喜びと希望を与える機会が実に少ない。しかも、人類史上最大の投資をしながら最少のリターンしか得られないという歴史的な恥を生み出し、プロリーグも高収入低レベルや腐敗、『ブラックボックス操作』の多さといった恥ずかしい状況を次々と作り上げた。中国では多くの物事が良い方向に進んでいるのに、中国サッカーはこれに逆行しているのだ」と酷評した。

 そのうえで「今から中国のサポーターはタイのサッカーにも羨望を抱くことになるだろう」と指摘。この2年間でタイ代表は中国代表をはるかに超える進歩を得ており、アジアでの大きな大会では中国を破るとともに中国を上回る成績を収めていることを、「タイの協会の実力や財力は微々たるものであるにもかかわらずだ」と皮肉交じりに伝えている。

 そして、現在行われているU-23アジアカップでは中国が3連敗してグループステージ敗退したのに対し、日本の西野朗氏が監督を務めるタイはベスト8に進出したと紹介。準々決勝でサウジアラビアに惜敗して東京五輪出場のチャンスは逃したものの、「タイサッカーの発展は、自国サポーターたちに希望を見出させた」とした。また、今大会を含めて、タイ代表は少なくとも4つの大きな大会で中国代表の成績を上回ったことになると説明した。

 記事は、この状況について中国のサポーターから「ベトナムは強くなりすぎてしまったので、参考にならない。今からタイに学ぶべきだ」、「日本に学べ、タイに学べ、ベトナムでもいいと多くの人がいろんなことを言うが、はっきりしているのはどこからも学べないということ」といった感想が見られたと紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)