中国では日本について、「社会全体が整然としていて、しかも非常に清潔」という印象を抱いている人が大勢いる。特に様々な食材が販売されている「生鮮市場」ですら、清潔で生臭さがないことに多くの中国人は驚くという。

 中国の生鮮市場は野菜や肉類が無造作に置かれていて、なかには生きた家畜が檻に入れられていたり、家畜をその場でさばいているような市場もある。それゆえ中国人が日本の生鮮市場の清潔さに驚くのも無理はないと言えるだろう。

 中国メディアの新浪は17日、「日本では市場で購入してきた野菜ですら非常に清潔だ」と驚きとともに伝え、その清潔さは「洗わずに食べられるほどだ」と主張する記事を掲載した。実際に洗わずに食べる人はいないだろうが、それだけ清潔であることを強調したいようだ。

 記事はまず、どの国や地域であっても「新鮮な食材が欲しければ、現地の生鮮市場へ行けば手に入れることができるものだ」と主張。生鮮市場で売られているものを見れば、現地の食文化が分かるものだが、「多くの人が行き来するため、雑然としているのが普通」だと主張する一方、日本の生鮮市場は「非常に清潔で、整った状態が保たれているのがすごい」と論じた。

 続けて、日本は非常に清潔であるというのは中国でも有名であり、「新しい靴を履いて街を歩いても靴底が全く汚れない」、「トイレの水が飲めるほど」と言われていると強調しつつ、「日本では市場で購入してきた野菜を洗わずに食べられるほどだ」と主張し、中国の現状と比べると「日本の清潔さは驚異的である」と強調した。

 日本で販売されている野菜が洗わずに食べられるというのは少々誇張されていると言えるが、中国の場合は野菜は「農薬を洗い落とす」ための専用の洗剤で洗ってから調理するのが普通だ。それゆえ日本の野菜が「洗わずに使用することが出来るほどきれい」であると感じるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)