中国では間もなく旧暦の新年を祝う連休である春節を迎えようとしている。期間中にのべ30億人が移動するとされる民族大移動はすでに始まっていて、高速鉄道の切符を購入するのが困難な状態となっている。国内外への旅行を計画している人も多く、春節期間中は大勢の中国人が日本を訪れることになるだろう。

 中国人にとって日本は身近な国となり、日本に対する情報もかつてより増えたと言えるが、それでも中国人にとって日本は様々な驚きがある国であるようだ。中国メディアの捜狐は15日、「固定概念が覆される日本」について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、中国でも様々な日本メーカーの製品が販売されているため、日本を身近に感じられるものの、日本にどのような文化や習慣があるのかについて詳しく理解している人は少ないと論じ、日本の様子について紹介すると伝えた。

 続けて、日本社会における驚きの1つは「車を所有しない若者が増えている」ことであると強調。日本では駐車場にかかる費用が高いことや、公共交通機関が発達していること、さらに運転中にスマホを操作できないことが理由として考えられると紹介する一方、中国では車の所有はステータスとみなされていて、より良い車を多くの人が所有したいと考えているだけに、「若者なのに、良い車に乗りたいと考える人が減っているというのは不可解」だと論じた。

 続けて記事は、「お辞儀の文化」を紹介。日本は非常に礼節を重んじる国家であるため、お客としてお店やホテルに行った場合には、お辞儀をして迎え入れられると伝え、「お辞儀の文化がない中国人にとってには慣れないことかもしれないが、こちらも頭を下げて答えるのが礼儀である」と紹介した。

 他にも記事は、日本のタクシー料金は「中国と違って非常に高額」と伝え、日本では「タクシーは安い乗り物」という固定概念が覆されると紹介。移動の際は電車やバスを利用して移動することを勧めた。

 中国でも日本製品が販売されていて、日本を身近に感じられるようになっているものの、その文化や習慣について理解している人は少ないようだ。多くの中国人に春節期間中に日本を訪れてもらい、真の日本を肌で感じ取ってもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)