日本には、中国で称賛される「匠の精神」に代表されるように高い技術を持つ職人が非常に多く、日本人のまじめな仕事ぶりは称賛されている。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本人の生活はいかにまじめか」と題する記事を掲載した。

 中国人は、どんなところに「日本人のまじめな仕事ぶり」を感じるのだろうか。記事は、日本の地下鉄は非常に複雑なのにまず遅れることがないと指摘。スーパーで使われているはかりも正確でごまかしがなく、主婦も家事にまじめに取り組んでいると称賛している。日本には主婦向けの番組が多く、家事に役立つ生活の知恵を紹介していることから、主婦までまじめだと感じたようだ。

 「まあまあ」、「だいたい」を意味する「差不多」が口ぐせの中国人は、日本人に対して「まじめすぎる」という感想を抱くことが多いが、筆者はこれを好意的に捉えているようだ。日本人各自が自分の仕事に厳しいために、「生活が便利になり心地よくなっている」としている。

 では、なぜそれほど日本人は仕事にまじめになったのだろうか。記事は、島国で耕作面積が少ない日本は、自然条件に恵まれず、集団行動をすることも多いので、そのおかげで我慢強く仕事が細かくなったのだろうと分析。

 記事の筆者は、日本には優れた企業も老舗企業も多く、仕事にまじめな態度は、国全体にも企業にも個人にもプラスのエネルギーとなっていると絶賛し、中国も日本から学び、「いい加減なのはもうやめよう」と締めくくっている。

 中国人は国民として「いい加減」な人が多く、これは応用力の高さでもあり中国人の良さの1つではあるが、反面、何事も適当に済ませてしまうマイナス面がある。日本人のまじめな仕事ぶりも行き過ぎると過度のストレスになるなどのマイナス面もあるが、記事が指摘するような多くのプラス面があると言えるだろう。記事に対して、「まじめでない人が高品質の商品を作れるだろうか。それが我々の重大な欠点だ」、「日本人の場合はまじめというよりプライドではないか」など、称賛するコメントが寄せられていた。この良さを引き続き保っていきたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)