中国語には「月光族」という言葉がある。毎月の給料をその月のうちに使い果たしてしまうタイプの人たちだ。貯蓄が比較的好きな中国でも年々「月光族」が増えている。さらに、ネットショップなどでお金を使い過ぎてしまい、次の給料日までわずかなお金でやりくりしなければならないという状況もしばしば生じている。

 そこで注目されているのが、日本の家計簿である。一体日本人はどうやって家計簿をつけているのか。家計簿をつけるだけで本当に節約になるのか。そして、実は、家計簿の真の目的が他にあるようだが、それはいったい何か。こうした疑問について中国メディア神譯局が分析している。

 記事は、まず日本の家計簿について紹介している。日本には実にさまざまな家計簿がある。昔からあるノートタイプ、レシート貼り付けタイプ、スマートフォンやパソコンで管理するタイプなど実にその種類は多い。家庭では、好きなタイプの家計簿で収入や支出、貯金などを管理している。

 では、日本の家計簿のメリットと特徴にはどのようなものがあるのだろうか。まず、家計簿をつけることは収入と支出を把握し、家庭の経済状況を管理するだけでなく貯蓄目標をより適切に設定し、投資をするために家計簿をつけることもできる。

 また、日本人は家庭でも子どもが小さな時から「お小遣い帳」で家計簿をつける方法を教えている。幼いうちから経済管理能力を身につけさせ、節約やお金の大切さを教えている。

 さらに、家計簿をつけることにより、自分の経済管理を振り返ることができ、より明確に将来に向けて節約し、どうすればより有益にお金を管理できるかを分析することができる。

 記事は結びに、「とはいえ、家計簿の最も大切な目的はそれだけではない」と述べている。「家計簿の真の目的は、辛抱強さや自制心を身につけ、生活により安心感をもたらしてくれること」と結んでいる。

 日本式の家計簿は、むだを減らし、貯蓄を増やし、浪費をしないよう心を鍛える作用がある、というわけだ。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)