QuestMobile(北京貴士信息科技有限公司)が2019年9月に「中国インターネット調査2019秋」を発表、MAUを元に中国で最も使われているAPPのランキングが明らかになりました。第1位、微信 Wechat(ウィチャット)/MAU約9億4千万人。日本でいうLINEにあたる通信系のアプリです。スマホを持っていれば必ずと言っていいほど入れているマストAPPです。中国のインターネット人口2019年の統計によると、約8億人なので、これに匹敵する数字です。この数字を超えているのは、複数のアカウントを持っている人も多いからです。

 第2位、支付宝 Alipay(アリペイ)/MAU約6億6千万人。最近、日本の方も使えるようになった決済アプリです。中国ではキャッシュレスがかなり普及していて、北京や上海では若者が財布を持っていない人も多く、それだけ色んな場所がキャッシュレスになっています。

 第3位、QQ/MAU約6億5千万人。第1位のWechatが登場する前から普及している通信系APPです。第4位、手机淘宝 Taobao(タオバオ)/MAU約6億5千万人。毎年11月11日のネットショッピングフェスティバルが話題のネットショッピングモールです。「天猫T-mall」と同じAlibabaです。

 第5位、愛奇芸IQiYi/MAU約5億6千万人。映像ストリーミングサービスです。中国ではインターネットの普及が日本より早く、発展のスピードも早いので、1980年代生まれ世代を境に、下の世代はTVよりネット配信を見ることが多いです。TV番組もリアルタイムで配信され、好きな時に見られますし、オリジナル番組も多く、近年ではアイドルのオーディション番組がかなり人気ですね。APPから投票できるのも視聴者参加型になっていて、映像ストリーミングサービスとWebページを融合させたハイブリット。

 第6位、騰訊視頻/MAU約5億4千万人。「愛奇芸IQiYi」と同じ映像ストリーミングサービス。第7位、抖音短視頻 TikTok(ティックトック)/MAU約4億8千万人。日本でも人気のTikTok。TikTokは世界中でリリースされていますが、ローカライズに力を入れているので、国によってAPPが異なります。

 第8位、高德地図/MAU約4億8千万人。中国でApple Mapにデータを提供してる会社の地図APP。第9位、捜狗輸入法/MAU約4億7千万人。簡単に言えばキーボードのアプリ。第10位、百度 Baidu(バイドゥ)/MAU約4億6千万人。 中国で一番使われている検索エンジン。今回は、最新の統計データーを元に、中国で使われているAPPを紹介しました。中国インバウンドマーケティングではSNSの活用は重要な鍵を握ります。(写真は、筆者であるアンジー・リーさん。上海出身、タレント・ラジオDJとして活動中)