中国メディア・人民網は14日、中国でも有名な岐阜県の世界遺産・白川郷で13日夜よりライトアップが始まったものの、その光景は例年とは大きく異なっていると報じた。

 記事は、白川郷の合掌造り集落で13日夜よりライトアップがスタートしたと紹介。現地における冬の観光の目玉として34年前に始まったライトアップは、独特な茅葺き屋根の家屋が柔らかなライトに照らされて幻想的な光景が広がることで有名であるとした。

 そして、今年のライトアップ初日はあいにくの雨模様だったとし、例年であればこの時期は80センチ以上の積雪がある白川郷に、今年はまだ積雪がないと説明。暖冬の影響によるものだとしたうえで、現地の観光協会が「ライトアップ時期に雪がないのはまれなこと」と紹介したことを伝えている。

 以前白川郷のライトアップは誰でも見に行くことができたが、外国人観光客を含む来場客の増加によって地元住民の生活に影響が出ることなどから、昨年より抽選による完全予約制のイベントに変わった。記事は、今年のライトアップイベントが2月16日までの日曜日に計6回、午後5時から7時まで行われる予定だと紹介した。

 今年は全国的に暖冬傾向になり、各地で例年よりも降雪量や積雪が少ないとの情報が出ている。雪が積もらなければ営業できないスキー場などの施設にとっては非常に頭が痛い状況だ。そして、真っ白な雪景色を楽しみにやってくる中国人観光客にとっても雪があまり見られないのはとても残念だろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)