中国メディア・東方網は11日、「日本の女性が、女性専用車両に不満を持ち始めた」とする記事を掲載した。

 記事は、日本の鉄道で女性専用車両が導入されて20年近くが経った今、多くの女性がこの車両に対して不満を感じていると紹介。その理由は、他の乗客がつけている香水などのにおいが強すぎること、混雑時にハイヒールで踏まれる可能性が高いこと、そして座席を巡る激しい争いなどであるとし、痴漢防止を目的として女性が安心して利用できるはずの女性専用車両をますます多くの女性客が敬遠するようになっていると伝えた。

 そのうえで「日本の女性は、男性の前での振る舞いと、女性の前での振る舞いが全く異なるのだ」と解説。男性が近くにいることで女性は礼儀正しく奥ゆかしくなるが、女性ばかりの場所では「本性が現れて嫉妬が渦巻き愚痴が飛び交い、大きな声で話をする」とし、男性が入れない女性専用車両では「こういった本性が暴露されるため、面倒なことになる」としている。

 そして、今や女性を守るために設置されたはずの女性専用車両は、その当初の思惑からますます逸脱しており「女性どうしのトラブルの場」になりつつあると紹介。「女性専用車両を設置すれば女性を守れると思っているなら、50年経っても社会の女性に対する態度は本質的に変わらない。実際、社会が本当に公平と尊敬の目で女性を見るならば、このような車両は全く必要ないのだ」と論じた。

 日本の取り組みが注目され、中国でも一部の地下鉄に導入されている女性専用車両の制度だが、制度の効果や意義を見直す時期に入っているのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)