現代では多くの人が仕事や学業などで大きなストレスを感じていると言えるだろう。だが、中国人からすれば日本人は「特に大きなストレスを抱えている」と映るようだ。中国メディアの新浪は9日、「日本人が抱えるストレスは非常に大きく、中国の公務員のようにぼんやりと日々を過ごすことなど絶対にできない」と論じる記事を掲載した。

 近年、中国人の生活は豊かになり、大量生産と大量消費が見れられる一方で、記事は「大型ショッピングセンターは閑散とし、街中では高級品を扱う店が開店しては1年も持たずに新しい店へと移り変わる」という状況がみられると指摘。逆に、食品を扱うスーパーマーケットには絶えず人が溢れているが、それは「中国人の高級品を買う意欲が低迷しているからだ」と主張した。

 さらに、中国人の多くは「家と新車のローンというストレスを抱えている」と指摘する一方、中国社会は失業率が高くて雇用は安定せず、確実な投資先も無いゆえに、収入にあわせて消費を抑えざるを得なくなっている」と主張。それゆえ高級品を買わず、スーパーで好きな物を買って日々を過ごせれば、それで満足を感じるようになってきたと指摘し、こうした傾向は日本でも見られるとは言え、日本人はもっと大きなストレスを抱えていると主張した。

 続けて、中国よりも少子高齢化が進む日本は労働力不足が問題となっているように、仕事自体が無くなる心配はないと指摘する一方、日本人が「有名大学を経て大企業の正社員となるには厳しい競争があり、諦めて中小企業に就職しても、会社のために尽くし、社内の競争に勝ち残るために絶えず気を抜くことはできない」と紹介。

 中国では最初の競争に打ち勝って公務員にさえなれれば、定年までぼんやり日々を過ごすことができるが、日本は就職後も続く熾烈な競争が続くため、収入や貯蓄があっても「結婚せずに家と会社とコンビニの往復しかしない人は珍しくない」と中国との違いを伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)