中国メディア・東方網は9日、「日本人はどうして運動が好きではないのに、世界的に見ても長寿で肥満者が少ないのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本が世界でもトップクラスの平均寿命を誇るとともに、肥満率の低さも世界有数であると紹介。その一方で、著名医学ジャーナルのランセットが2018年に発表した調査結果では「60%の人が運動に対して平均水準以下の積極性しか持っていない」とされるなど、あまり運動が好きでない人が多いとした。

 そのうえで、積極的に運動をしないにもかかわらず肥満者が少ない理由として、食習慣に関するポイントを5つ挙げている。

 まず1つめは、ゆっくりと食事をとり、腹八分目でやめることとし、同じカロリーの食べ物で「早食い」による肥満のリスクはゆっくり食べた場合に比べて4倍以上になるとのデータを紹介。よく噛んでゆっくり食べることで、自ずと満腹感を覚えて食べすぎを抑制できることを伝えた。

 2つめには、決して多くない食事のなかでも食材のバリエーションが豊かであることを挙げた。「日本料理を食べたことがある人は気づいていると思うが、日本料理の最大の特徴は肉と野菜をはじめ、さまざまな食材がバランスよく用いられていることだ」と説明している。

 3つめでは、古くより魚介類を食事の主体としてきた日本人は、哺乳動物の肉を食べる量が中国などに比べて少ないとした。4つめは、油をたっぷりと用いた料理が少ないことを挙げ、揚げ物を食べる時にも余分な油をしっかりと切って盛り付ける習慣があると伝えた。

 そして5つめには、季節に合った食材を積極的に取ろうとする習慣があることに言及。「旬の食べ物は、旬でない食べ物に比べてよりたくさんの栄養を含んでおり、人体にとって有益なのだ」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)