中国人の日本の教育に対する評価は様々だ。「自立を促すもの」と称賛されることもあれば、冬でも「半袖半ズボンで運動させる」ことが「厳しすぎる」と批判を受けることもある。中国メディアの今日頭条は7日、日本の教育は厳しすぎるのか分析する記事を掲載した。

 記事はまず、日本では親はいつまでも「子どもの守護神」ではないと紹介。中国の親は過保護の傾向があり、子どものために何でもしてあげることが多い。大人になっても親と同居するのは普通のことで、マイホームの購入も親の援助を受ける人が多く、祖父母が孫の面倒を見るのも当たり前なので、家族の絆が強い分いつまでも親は子どもの「守護神」になろうとしてしまうのだろう。

 しかし記事は、日本では親は涙を飲んで子どもを自立させると紹介。それは、3歳の子どもに「初めてのお使い」をさせる番組からも分かるとした。また、5歳で家事を一通りこなせる女の子もいるほどだと紹介している。

 この家庭の話は映画にもなったので、中国でも有名だ。母親はがんで亡くなる前に「子どものために何ができるか」考え、子どもに「生活力」を教えたという。子どもが4歳の時に家事全般を教え、5歳になってからは包丁を握らせ料理も教えたと紹介している。食事も自分で育てた野菜と自分で作った味噌で作れるようになったそうだ。

 記事は、「親が子どもに与えられる一番のものは何だろうか」と問いかけている。中国では、子どもから大人まで毎日仕事と勉強で明け暮れていて、「生活そのものを忘れがち」ではないかと自省を促している。日本は子どもに厳しすぎるのではないかという意見があるようだが、本当に子どものためを思うなら、成績ばかりでなく「生活力」も教えることを学ぶべきではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)