日本のアニメは中国で非常に人気が高い。多くの若者は日本のアニメを見て育ったというほどで、アニメを通して日本の文化や風習を知る機会は多いようだ。中国メディアの今日頭条は3日、アニメにもよく出てくる日本の「鳥居」について紹介する記事を掲載した。

 日本アニメのファンにとって、伏見稲荷大社に繋がる千本鳥居は有名だ。鷲宮神社、鶴岡八幡宮、湯涌稲荷神社などもアニメ聖地になっており、鳥居は日本を代表するよく見る光景になっているようだ。

 記事は鳥居について、「神と人との境界線」だと紹介。厳かで神秘的な鳥居の背後には「未知の世界がある」とし、日本では鳥居は単なる建築物と言うだけではなく、「神社文化の象徴であり、日本人の心の中にある未知の世界へのあこがれと探求を代表している」と論じた。

 アニメの中に頻繁に出てくる鳥居だが、実際に日本では非常に多くの鳥居がある。これほど多いのはなぜだろうか。記事は、日本には「八百万の神々」という考え方があり、「神が多いので神の住む場所も自然と多くなる」と説明。さらには信者が寄付して鳥居が建てられることもあるが、神道は信者が多いので鳥居も多いのは自然なことだと紹介した。

 いずれにしても、鳥居は日本ではすっかりおなじみの光景になっていると言えるだろう。記事は、鳥居は神社とともに「日本人の精神の縮図」になっていると指摘している。島国である日本では、大陸の中国とはまた違った信仰と習慣が発展したと言えるだろう。中国人は、アニメなどで鳥居を見るときに、「神秘的」な日本人の姿と重ね合わせているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)