中国メディア・東方網は8日、日本の板前による刺身の技術について「本当にものすごい」と絶賛する記事を掲載した。

 記事は、日本料理店に行くと必ずと言っていいほど刺身料理がメニューとして用意されていると紹介。しかし、一口に刺身と言っても出す金額によってグレードが全く異なり、食材はもちろんのこと板前の技術にも大きな差が存在することを伝えた。

 そして、日本の優れた板前が魚をさばき、刺身をつくる様子を説明。まず、専門の工具を使って鱗を削ぎ落すと、包丁でエラの部分から切り落とした後に身を開くとした。その次に魚の背骨や中骨をきれいに取り除く工程があり、その様子が見ていて非常に心地よく、「当たり前ながら機械で処理するよりもすごい」と評している。

 さらに、サク取りした身をまな板の上に置き、刺身包丁で1枚1枚薄く切っていく工程では、それぞれの大きさがほぼ同じになるように切られていると紹介。「これは本当にものすごい。こんな風に切れるようになるには、相当長い時間練習する必要があるはずだ」と賞賛した。

 記事は、均一な大きさと厚さで切られた刺身を単に皿に並べるだけではなく、大根の千切りなどを用いて立体的に盛り付けることで、見た目にも美しい作品が出来上がるのだと説明している。

 単に生魚を包丁で切るだけの非常にシンプルな料理に思える刺身だが、シンプルであるがゆえに1つの1つの工程が非常に大切にされ、技術が高められていくのである。切り方ひとつで味わいが変わってくるのだから、刺身という食べ物は本当に繊細な料理なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)