日本のパスポートを所持していれば、世界の190の国と地域にノービザもしくはアライバルビザで入国することができ、この数は世界最多となっていることから日本のパスポートは世界最強であると評されている。

 しかし、日本の全人口のうちパスポートを保有している人の割合は25%ほどに止まっていることについて、中国メディアの今日頭条は6日、「世界最強のパスポートの恩恵を享受していない日本人が多い」ことについて「あまりに勿体無い」と主張する記事を掲載した。

 近年の中国では大型連休となるたびに大勢の人が海外旅行に出かけており、日本も人気の渡航先となっている。しかし、中国人が日本を旅行で訪れるには観光ビザを取得する必要があり、ビザ発給条件は徐々に緩和されているものの、それでもまだ煩雑な手続きが必要となる。

 記事は、「中国人の多くはビザ取得の面倒さなど物ともせずに、休みのたびに海外旅行に出かけている」ことを強調。しかし、中国人が出国するにあたってはビザ取得が必要になる場合が多く、「ビザを申請し、必要な資料を提出し、審査を受けるのは非常に面倒」と主張。申請には一定の時間が必要となるが、それでもビザ発給が拒絶されることもあるため、ビザ申請は毎回頭が痛くなる思いをする人が多いと論じた。

 一方、日本のパスポートは正真正銘の「スーパーパスポート」であり、それを保有していれば煩雑な手続きなど一切なしで世界各国を訪れることができるのに、日本人の多くはパスポートを保有していないのは驚き以外の何ものでもないと強調。近年、日本を訪れる外国人観光客は増加の一途をたどっているというのに、日本では海外を訪れる若者の数が減っていると伝え、「日本のパスポートは確かにビザ申請と取得に関する時間と手間を大幅に減らしてくれるが、海外旅行は言葉の壁をはじめ、小さなトラブルがつきもの」であるため、こうしたトラブルを敬遠する姿勢こそが「世界最強のパスポートの恩恵を享受していない日本人が多い」理由なのではないかと考察した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)