中国メディア・東方網は7日、東京五輪の卓球日本代表の顔ぶれについて「新鮮味に欠ける」とし、ホスト国として「負けられない」という日本の立場を如実に表しているとする記事を掲載した。

 記事は、日本卓球協会が6日に東京五輪卓球代表メンバーを発表し、すでに内定していた男女シングルスの張本智和選手、丹羽孝希選手、伊藤美誠選手、石川佳純選手に加えて、団体戦メンバーとして男子は水谷隼選手、女子は平野美宇選手が選ばれたと紹介。混合ダブルスは水谷選手と伊藤選手のペアに決まったと伝えた。

 そのうえで、選定結果について大方の予想通りであり、日本代表の現状に即したものであると解説。中国を倒すべく大胆なチャレンジをすることなく保守的な布陣を敷いたことは、通常であれば中国に一泡吹かせる可能性を低くするものと言えるが、ホスト国であることを考えれば理解できると評した。

 そして、「日本はホスト国として、負けられないのだ」とし、東京五輪を大きな目標に多くの人力や財力を費やし、若い選手を強化してきた日本にとって、中国に奇襲を仕掛けることで他国・地域に足元をすくわれるようなことはあってはならず、最低でも決勝進出を目指さなければいけないのだと説明している。

 記事は、日本代表がメダルを獲得する可能性が最も高いのは混合ダブルスであると予測。水谷選手の安定感と伊藤選手の多彩な戦術は混合ダブルスのなかで大きな強みとなると分析し、実際に2人が組んだ試合はいい結果を残していると伝えた。

 一方で、伊藤選手がシングルス、団体、混合ダブルスの3種目で金メダルを獲得すると語り、張本選手にもシングルスと団体の「2冠」の期待が高まっていることについては「あくまで個人の願望にすぎない」とし、本番までに更なる研究や分析を重ねる中国代表に比べて、2人が金メダルを獲得する可能性ははるかに低いとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)