食べやすくビタミンも豊富な柑橘類。ミカンや文旦、ポンカンなど、日本では数多くの柑橘類が栽培されている。もちろん中国市場でも柑橘類は良く売られているが、単価の安すぎる柑橘類は食品の安全面で心配されてしまう。一方、日本の柑橘類は安くておいしいことで有名だ。なぜこれほど低価格で販売されても、農家は利益を出せるのか。中国メディアiFresh亚果会がこの疑問について答えている。

 理由の一つは品種改良。日本はみかんの品種改良に力を入れている。新技術の導入により、栽培技術が向上、豊作で栽培しやすい品種が数多く栽培されているため、安い値段での販売が可能になっている。

 さらに、栽培技術についても考える必要がある。各農家は枝の剪定技術を身に着け、こまめに果樹を手入れ、栽培しているため、品質の高い製品を出荷し続けることができる。こうした品質に対する追求が消費者に受け入れられている。つまり、日本の「匠の精神」により高い効率で、高い品質の製品を生み出し続けるのを可能にしているのだ。

 また、近年は柑橘類栽培に様々な技術の導入も行われている。果樹園には雨よけ施設や温室栽培が導入され、経済的利益も顕著になっている。

 さらに柑橘類を加工、開発し付加価値のある商品にすることで、柑橘類そのものの価値を保つことができている。柑橘類の小売市場、マーケティングなどが研究されており、こうした努力により高品質でおいしい柑橘類を低コストで出荷、購入することができるようになっているのだ。

 記事は安心しておいしく食べられる食品を生み出す努力を「忍耐強く、品質の高い製品を生み出すための努力、絶えず考え抜く態度には学ぶべき部分がある」と評価している。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)