近年増加し続けている訪日中国人。もうすぐ春節(旧正月)の長期休暇になる中国では、今年も多くの人が日本へ旅行に訪れることだろう。中国人に旅行先として人気の日本だが、実際に住んでみた場合どう感じるのだろうか。中国メディアの今日頭条は3日、日本に来て1カ月という中国人による日本を紹介した記事を掲載した。

 まず記事は、生活面での違いを紹介。「全体的に非常に便利」だと伝えている。東京や大阪では車がなくても、コンビニやスーパー、銀行、レストラン、学校や病院などが集中しているので困らないと紹介。そのうえ、日本語には漢字が多いので、買い物や電車など日常生活には「日本語ができなくても困らない」という。他にも、日本のスーパーで売っているものは、野菜でも肉でも魚でも非常にきれいな状態で並んでいるため、すぐに食べることができて便利だと紹介している。

 他にも、「人」や「教育」の面でも違いがはっきり感じられるそうだ。中国人は日本人に対して感情の壁があるものだが、日本人はそうでもなく、他の国の人と同じように優しく接してくれると紹介。治安も良く、人格形成やバランスの取れた教育は、多くの中国人の親が共感するところであり、子どもを日本の学校に通わせたいと思う中国人も多いという。日本の教育では、「何が自分にとって得か」よりも「他人のために何ができるか」を優先させ、ルールを守るように教えているほか、食事の前には感謝して、食事中はおしゃべりしたり、遊んだりさせず、残させないと称賛。また、教師が我慢強くてよく子どもを褒めてくれて、批判ばかりする中国の教師とは質が違うと紹介している。

 他にも、幼児教育が無料になったことや、様々な子育て支援があるほか、気候も四季がはっきりしていて空気がきれいで、路上でけんかしている人を見かけず、民度が高くて「道でぶつかったら99.9%の人が謝る」と称賛。うかうかしているとすぐに人に割り込まれる中国とは大違いで、安心していられると紹介している。

 日本での生活は、習慣の違いはあるものの、中国人にとってはなかなか居心地が良いと言えるだろう。中国では移民願望の強い人が多いと言われる。日本は移民先としても人気が高いが、この良い評判を保っていきたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)