中国メディア・東方網は4日、「中国は日本から自動車技術の供与を受けてきたのに、どうして中国国産車はいまだに日本車に及ばないのか」とする記事を掲載した。

 記事は、コストパフォーマンスが高い日系車は中国人の価値観に非常にマッチしており、中国市場における自動車販売台数の大部分を占める一方、かなり前から日系メーカーは自身の技術を中国のメーカーに譲渡してきたと紹介。「それにもかかわらず、わが国産車は大きな飛躍が見られず、なおも日系車の後塵を拝し続けているのは一体どういう訳なのか」とした。

 そのうえで、理由について「日系メーカーは技術供与をしてきたが、さすがにすべての技術を譲渡するようなお人よしはいない」とし、日本のメーカーが自動車の品質や性能を左右する最も重要な技術に関してはがっちりと自らの手中に囲い込んでいるためだと説明。供与されるのは基本的に「間もなく賞味期限が切れる」ような技術だと伝えている。

 また、中国のメーカーには使い古された技術を踏まえて新たな技術を開発能力が不足しているとも指摘。「今の国産車業界は、大部分が研究開発に重心を置かず、どうやって規模を拡大していくか、どうやって短期間でコストを回収するかばかりを考えている」としたうえで、「消費者は何が良いもので何が悪いものかをはっきりと認識している」ことから、多くの消費者が中国の国産車ではなく日系メーカー車を選ぶのだとの考え方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)