揚げたてで熱々なコロッケがおいしいのは言うまでもないが、冷めてしまったコロッケでも特に気にせず食べる人、さらには「冷めたら冷めたでまた別のおいしさがある」と思っている人は日本に結構いるかもしれない。これは「食べ物は熱々が基本」な中国人にしてみれば不思議で仕方ないのだ。

 中国メディア・東方網は3日、「日本人はどうして揚げ物でさえも冷めた物を平気で食べられるのか」とする記事を掲載した。

 記事は、ラーメン屋や定食屋などで熱々の食べ物が供される一方で、多くの食堂やコンビニエンスストア、スーパーマーケットでは常温の食べ物や弁当が販売、提供されていると紹介。日本には「冷えたとんかつやコロッケがおいしいと思っている」人も多く存在するのだと伝えた。

 そして、日本には電子レンジが設置されている店舗が多く、冷めたおかずや弁当を温めて食べたい人はレンジで加熱することができるものの、それはいずれも商品を購入した後にはじめて可能となることを紹介している。

 そのうえで、冷めた弁当やおかずが販売される理由について、温かいままで包装すると包装内に水蒸気が溜まり、中の食べ物が傷みやすくなるためであると説明。また、冷たい状態であれば公共のスペースで食べたとしても匂いが周囲に広がりにくく、他人に迷惑をかけることも少ないため、弁当を冷めたままで食べる人が多いとした。

 日本の料理情報系のサイトではしばしば、「冷めてもおいしいおかず」というキーワードを見かける。熱々ならもちろん、冷めてもおいしく食べられるというのは、帰りの遅い家族用の食事やお弁当にとても重宝するおかずだが、これも中国の多くの人にとっては解せないジャンルだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)