中国のサッカーチームが国際試合などでなかなか結果を残せない一方、日本のサッカーが年々強くなっていることは中国でも注目されている。実際1992年のジャパンアジアカップでの優勝以来、日本チームは2000年のレバノンアジアカップ、2004年の中国アジアカップ、2011年のカタールアジアカップで4回優勝している。最高記録として、2002年の韓国と日本ワールドカップ、2010年の南アフリカワールドカップ、2018年のロシアワールドカップで常に上位16位に入っている。

 体格的にはほとんど変わらない日本人と中国人だが、なぜこれほど中国のサッカーは勝てないのか。そのことを分析するために中国メディア京都土著は日本のサッカーが強い理由をいつくか挙げている。

 まずは、日本にはサッカー文化がある、という点。例えば、日本にはサッカーに関するアニメや漫画もあり、アニメの影響を受けてスポーツを始めたという人たちも多い。1980年代、1990年代生まれの人なら「キャプテン翼」の影響でサッカーにのめりこんだ人たちも多くいる。今活躍している選手の多くがこうしたアニメから影響を受けたことを認めている。つまり、スポーツアニメが子供たちにサッカーの面白さや戦術など、スポーツ教育を行ってきたとも言えるのだ。

 さらに教育体制の問題。日本ではサッカーで特待生として大学に進学できたり、企業のチームに入れたりする。サッカーである程度社会的にも認められるようになる。一方、中国にはまだサッカーで進学できる学校はなく、厳しい競争社会で勝ち抜くために大学受験は必須になっている。またその先には就職問題も待ち受けているため、どの選手もサッカーに身が入らないのかもしれない。

 記事は、このように日本と中国のサッカーの多くの違いを挙げた後「まだまだ雲泥の差」と結んでいる。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)