中国ではサッカー人気が高いが、それとは裏腹にサッカー中国代表の弱さはよく知られており、そのあまりの不甲斐なさにいら立つ中国人サッカーファンも多い。

 一方、日本サッカー代表は強く、国際試合でもたびたび良い成績を収めているため、中国ではうらやましがられているが、この違いはどこにあるのだろうか。中国メディアの捜狐は12月30日、日本の子どもたちのなりたい職業ランキングを見ればその理由が分かるとする記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、学研ホールディングスが調査した小学生の「将来就きたい職業ランキング」だ。男子で1位となったのは時代を反映してかユーチューバーなどのネット配信者となったが、2位がプロサッカー選手だった。3位以降は、プロ野球選手、運転士、警察官と続いている。日本では、小学生の時点ですでにサッカーに親しみ、男の子たちにとってサッカー選手はあこがれの職業になっていることが分かる。

 記事は、日本では若者の間でサッカー人気が高いだけでなく、小学生の時点でプロサッカーへの関心がかなり高いと分析。中国では無料で使用できるサッカー場がほとんどなく、子どもたちがサッカーに親しむ環境が整っていないばかりか、多くの若者も学校の勉強以外は趣味を持つとしてもサッカー以外だと指摘した。

 中国は人口が多いもののサッカー人口はそれほど多くはなく、子どもたちのサッカー環境が整っていないと言えるだろう。日本のような自由にサッカーを楽しむ土壌がないのであれば、中国のサッカー全体のレベルアップはなかなか難しいと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)