中国メディア・東方網は12月29日、中国サッカー・スーパーリーグで来期より中国人選手、外国人選手それぞれに年俸制限を設けることについて、日本のJリーグと比較したうえで当然の措置だとする記事を掲載した。

 記事は「あなたが認めるかどうかはさておき、日本のサッカーははるかにわれわれを超越している」とする一方で、「もう一つの事実」として中国スーパーリーグの選手1人あたりの年俸がJリーグ選手の4倍に達していると紹介。この状況は、選手をスポーツ用品に例えるならば、中国製品は明らかに「劣悪なぼったくり商品」であり、値段と実際の価値が全く合っていないとした。また、中国スーパーリーグの平均年俸は欧州の5大サッカーリーグに次ぐ高さであることが、世界的なデータから明らかになっていると伝えた。

 そのうえで、中国スーパーリーグ内におけるクラブ別の年俸総額ランキングについて言及。大型の外国人選手を次々加入してきた代表格と言える広州恒大ではなく、上海上港が選手1人あたり約229万ドル(約2億4900万円)で1位となり、2位の広州恒大を約1万2000ドル(約130万円)上回ったと伝えた。一方で最下位だったクラブは、下部リーグへの降格が決まっている北京人和で50万ドル(約5430万円)に満たなかったとしている。

 しかし、この北京人和の平均年俸でさえ、Jリーグの平均年俸である約32万7000ドル(約3550万円)を大きく上回っているという。記事は、サッカーのレベルを考えれば、やはり中国スーパーリーグの「年俸制限令」は、まさにタイムリーかつ一刻の猶予も許されない措置であるとの見解を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)