中国サッカー協会は、中国スーパーリーグに参加する各クラブの財政健全化に向け、選手の年俸に上限を設けることを決定した。中国人選手は年棒1000万元(約1億5600万円)、外国人選手は2350万(約3億6700万円)が上限となる。

 中国ではこれまで同リーグの選手の平均収入が中国の平均年収より圧倒的に高額で、「中国人選手の身の丈に合っておらず、選手の成長を阻害している」と指摘されてきた。一方、日本人サッカー選手は向上心にあふれ、積極的に海外に挑戦することに多くの中国人は驚くという。中国メディアの捜狐は29日、若い日本人サッカー選手が積極的に海外に挑戦していることを紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、現在、欧州のサッカーリーグで活躍している日本人選手は56人もいると紹介し、「なぜこれほど大勢の日本人選手が、苦労することが分かっていながらヨーロッパでプレーすることを選択したのだろうか」と疑問を提起した。

 続けて、日本人がヨーロッパのリーグで活躍するには「自分の限界に挑戦する」決意が必要であるため、技術はもちろんメンタル面も強化されると分析し、「日本人選手はより上を目指して海外に挑戦しているのだ」と強調し、中国国内のリーグで実力に見合わない年棒をもらい、より高いレベルに挑戦しようとしない中国の選手たちとは違うとの見方を示した。

 中国スーパーリーグが打ち出した選手の年俸に上限を設ける措置は、中国サッカー選手の意識や実力を高める結果につながるのだろうか。今後の展開を注意深く見守っていきたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)