江戸幕府は1639年から1854年まで「鎖国」を行い、日本人の出国や外国人の入国、さらには貿易についても一部の例外をのぞいて厳しく制限した。

 しかし、鎖国が解かれると、日本は明治維新を成功させ、欧州の進んだ文化や技術を導入して一気に国力を向上させた。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本は200年以上も鎖国を行なっていたのに、明治維新を成功させ、その後は列強となるまでの成長を遂げたことは大きな驚きであると論じる記事を掲載した。

 記事は、中国最後の王朝である清国も鎖国を行っていたが、英国によって極めて不平等な条約である「南京条約」を結ばされ、英国によって鎖国は強制的に解かれたと紹介。清国が南京条約を結ばされてから11年後に当たる1853年に米国の「黒船」が日本に来航、開国を迫ったと伝える一方、日本は黒船来航からわずか15年後には明治維新を成し遂げ、「非白人の国として唯一の列強へと成長した」と指摘した。

 続けて、当時のアジアでは独立していた多くの国が欧州の列強によって揺さぶられ、侵略されたと指摘する一方、「唯一の例外は日本」であったと強調。日本は1873年から1894年までに日本の蒸気船の数は26隻から169隻まで増加し、鉄道路線の距離も大きく伸び、封建制度の農業国は一気に近代工業国へと変貌を遂げたと指摘、「欧州の列強に侵略されるどころか、自らが列強へとのし上がった」と伝えた。

 記事は、当時の日本は200年以上も鎖国し、世界からほぼ断絶された環境にありながら、明治維新を成功させ、列強になることができたのは大きな驚きであると主張し、同時に近代アジアにおいて唯一と言って良いほどの革命の成功例は後代の人々にとって研究の余地があると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)