日本では年末年始になると、故郷や海外で過ごす人たちで各交通機関が混雑する。一方、中国では旧暦で新年(春節)を祝う習慣があり、2020年は1月25日が元旦となっていて、大晦日に当たる1月24日から7日間の連休となる。

 春節期間中に日本を訪れることを計画している中国人は数多く存在しているだろうが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本は年老いた両親と一緒に旅行するのに最適な場所であると紹介する記事を掲載し、なかでも「飛騨高山」は非常に魅力的だと伝えた。

 「飛騨高山」は岐阜県の観光エリアだが、「飛騨高山」はこの中国人にとって何がそれほど魅力的だったのだろうか。記事は飛騨高山には日本の伝統的な木造家屋が数多く残されていて、まるで「江戸時代のような雰囲気を味わうことができた」と紹介。そこにはエレガントで静かな雰囲気や、ゆったりとした時間が流れているため、都会では味わえない「懐かしい世界」を味わうことができると伝えた。

 続けて記事は、飛騨高山では街を「和服」や「お土産品」を見ながらゆっくり散策することができると紹介。また、「飛騨牛」や美味しいコーヒーを飲みながらゆっくりとした時間を過ごせると伝え、高齢者はもちろん、スローライフが好きな人にとって「飛騨高山は非常に魅力的な場所だった」と強調した。

 中国でも年末年始には親族が集まって新年を祝う習慣があるが、近年では海外旅行へ出かける人達も増加しているという。日本政府も中国人観光客へのビザ発給要件を緩和し続けているため、2020年の春節時期にも多くの中国人が日本を訪れることが予想されている。都市開発により歴史あるものが次々と失われている中国では味わえない魅力ある街づくりが、中国人観光客誘致のために求められているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)