日本は長く世界第2位の経済大国だったが、中国に追い抜かれてしまった。だが、その後も3位をキープし続けており、2018年のGDPランキングは1位から順に米国、中国、日本、ドイツ、英国と続いた。中国メディアの捜狐は29日、「昔からの先進国」である、日本と英国を比較する記事を掲載した。

 日本は中国に2位の座を明け渡すまでの約20年間、2位をキープしてきた。一方の英国はこの30年間、4位から6位の間を行き来している。中国では何かにつけて日本と英国を比較することがあるが、それは日英間には共通点が多いためかもしれない。

 記事は、日本も英国も「かつては栄えたがそれぞれ没落または経済が停滞している」という共通点があると紹介。さらに、一人当たりのGDPが高いこと、民度が高いことも似ているという。経済面では、「どちらも中国の急速な発展を前にすると見劣りがする」と主張。日本市場は閉鎖的で競争とイノベーションには不利で、英国もEU離脱問題の影響が非常に大きく、海外からの投資が大幅に減少していると指摘している。

 さらに「農業」に関しては、両国とも国の経済に大きく貢献していると評価。日本には農地に適した土地がわずか12%しかないが、そのおかげでシステム化が進み、生産率を向上させており、英国は逆に農業用の土地は国土の77%も占めていて、わずか2%の労働力で食糧の需要60%を生産していると伝えた。最後に文化面に関しては、両国とも世界でも影響力を持っているが、「文化の輸出国である欧州」の英国は、日本よりも影響力を持っていると比較している。

 日本も英国もGDPでは中国に遠く及ばなくなっているものの、その他の分野ではまだまだ中国より進んでいると言えるだろう。中国が日本や英国に追いつくのにまだまだ時間がかかりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)