中国メディア・東方網は26日、年俸が高騰している中国サッカー・スーパーリーグで来期より年俸制限が導入されることになった件について、日本のネットユーザーからの意見が非常に的を射ているとする記事を掲載した。

 記事は、中国サッカー協会が26日に同リーグに関する新たなレギュレーションを発表し、2020年1月1日以降に新たに契約、または契約を更改する外国人選手の年俸が300万ユーロ(約3億6500万円)を超えてはいけないとしたことを紹介。この規定により、現在高額の年俸で契約しているビッグネームの選手たちは同リーグを離れる可能性があるとした。

 そして、同リーグでは近年「まるで軍備競争のような」金銭に糸目をつけない選手補強の時代に入り、世界クラスのスター選手が1人または1人と同リーグに加盟したと説明。金額に見合う活躍をする選手もいれば、「給料泥棒」と言われかねない成績しか残せなかった選手もいるとする一方、一流助っ人選手の加入によって同リーグの価値は高まり、多くのサポーターを獲得するという効果も確かにあったと伝えている。一方で、外国人選手の年俸は高騰を続けており、上海上港のオスカー選手は約30億円という超高額な年俸をもらっていると指摘した。

 記事は、年俸に関する同リーグの新規定に対し、日本のサポーターからは「今後の中国スーパーリーグでは年俸で欧州のトップ選手を釣り上げることは難しくなって、ピークを過ぎたスター選手しか集まらなくなるかもしれない」との声が出ており、「この分析は非常に的を射ている」と評した。

 際限のないマネーゲームは発展途上の中国サッカーに必ずしもいい影響をもたらさない。とはいえ、多くのファンを獲得するためには花形選手の存在は欠かせない。いずれにしても、現在の中国サッカー界が直面している課題は明確なはず。それは、自国のスター選手を多く生み出すことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)