中国で自動車販売台数が低迷するなか、ホンダが販売数を伸ばしていることが注目を集めている。中国メディアの今日頭条は22日、「中国でホンダが販売数を伸ばし、成長を続けている理由」について独自の分析を展開する記事を掲載した。

 記事は、2019年の中国におけるホンダの販売実績に触れ、「1ー11月の累計販売数は約141万台に達し、前年同時期と比べて13.8%の増加だった」と紹介し、中国の新車販売が冷え込むなかで目を見張る好調ぶりであったと指摘。好調の理由について「ホンダは長年にわたって中国の自動車市場を研究し、販売戦略を練って来たことが奏功した」と主張した。

 続けて、ホンダは三線都市、四線都市と呼ばれる中小規模の都市は「他の自動車メーカーに比べると、まだ未開拓に近い」と指摘する一方、それでもホンダが販売を伸ばしている事実は、それだけホンダ車が中国人消費者に支持されたことを示し、「販売網が整備されれば、さらなる成長の余地が大いにある」ことを意味すると論じた。

 また記事は、ホンダ車が市場の減速に逆らって販売台数を伸ばしたのは「本質的な競争力」によるものだと強調。中国の中間層は自家用車として、車に「耐久性と燃費」、そして、「運転のしやすさ」を求めていると紹介しつつ、ホンダはそのニーズをしっかりと満たしてきたと指摘し、「長期にわたってニーズを満たしてきたことを背景とした市場における高い評価」が新車販売を加速させたのではないかと指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)