日本の出生数は2019年、初めて90万人を割り込んだ。これは国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」と比較して、2年早いペースとなっている。近年の晩婚化も大きく関係していると言われているが、中国メディアの今日頭条は19日、日本で少子化が進んでいることの原因は「結婚しない若者が増えていることにある」とする記事を掲載し、その理由を分析した。

 記事はまず、中国でも近年は少子高齢化が問題視されているが、すでに人口減少が始まっている日本ではより深刻な問題となっていて、結婚しない人がますます多くなっていると伝えた。そして、2015年の生涯未婚率は男性で23.37%、女性で14.06%となったと紹介する一方、1970年代の生涯未婚率は男性・女性ともに一桁台だったことを強調し、結婚しない人が増えたことが少子化に直結していると論じた。

 続けて、日本人が結婚しない理由について記事は、「経済的な理由が大きい」と分析。日本人女性は結婚後に専業主婦になりたいという人も多く、男性に求める経済力と実際の男性の経済力に乖離がある傾向を強調。また、日本人の「結婚願望」自体もなくなっていることは様々な調査でも明らかになっていると伝え、日本の若者たちは結婚はおろか、恋愛そのものにも魅力を感じなくなっているのだと指摘した。

 一方で記事は、結婚しないことを選ぶ人が増える「単身化」社会に直面しているのは日本だけではなく、米国も同様だと指摘。また、中国でも近年は都市部の若者を中心に晩婚化が進んでいて、少子高齢化の加速が懸念されていることを強調し、日本で起きている問題は対岸の火事ではないと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)