中国は海軍の強化を進めており、空母をはじめとする各軍艦の建造を積極的に行っている。中国メディアの今日頭条は25日、中国とロシアの関係は非常に良いのに、なぜロシアは中国から軍艦を輸入しようとしないのかと問いかける記事を掲載した。

 記事は、ロシアは経済が低迷したことで軍事工業力も低下していると主張し、「これは疑いようのない事実」だと主張。そして、経済を立て直し、短期間で軍事工業力を向上させるのは難しいことだと指摘する一方、この状況は軍事大国であり続けたいロシアにとっては好ましい状況ではないのは明らかだと論じた。

 続けて、中国はこれまでSu-27をはじめ、ロシアから様々な武器や装備を購入してきたと伝え、ロシア製の武器や装備が中国軍の実力を大いに高めたことは疑いようのない事実であると主張。中国は近年、空母を自前で建造できるようになり、護衛艦や駆逐艦など現代化された軍艦も大量に配備されていると指摘し、しかも、ロシアと中国の関係は非常に良好である以上、多くの中国人は「軍事工業力が低下している今、かつての中国のように軍備を輸入するのもロシアにとっては悪い選択ではない」と考えていると論じた。

 一方で記事は、ロシア国内では「ロシアが中国から軍艦を購入することはありえない」という論調が見られると指摘し、これは軍事強国としてのロシアが他国から軍艦を購入するという選択肢がそもそも存在しないうえに「他国から購入することで、技術の蓄積ができなくなってしまう」ためではないかと主張。

 つまり、ロシアにとって新しく何隻の軍艦を建造したかというのは問題ではなく、「軍艦を建造できる体制」を維持することが重要なのだと伝え、それゆえ中国とロシアの関係がどれだけ良好であっても、ロシアが中国から軍艦を輸入することはありえないことだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)