中国メディア・東方網は24日、「もし日本の読書文化を体感したいのであれば、東京の古書街・神保町を訪れるべきだ」とする記事を掲載した。

 記事は、これから日本に行き東京を観光しようと準備している人がいるのならば、ぜひ日本の読書文化の聖地と言える神保町を訪れることをお勧めするとし、神保町には実に多くの書店や出版社が軒を連ねていると紹介した。

 そして、この地の古書店街は世界最大クラスであり、通りにはおよそ100軒もの古本屋が立ち並ぶとともに、至るところに古い建築や広告看板を見ることができると説明。古本屋では日本語の貴重な古書を発掘できるのはもちろんのこと、中国語や英語、ロシア語、韓国語などの貴重な原書を見つけることができ「まるで1920~30年代にタイムスリップした感覚を覚える」とし、経年による変色などはあっても大部分の書籍は保存状態がよく、非常に高いコレクション価値を持つと伝えている。

 また、神保町には中国が生んだ文豪・魯迅が日本留学中に足しげく通った内山書店もあり、店内の壁には魯迅が当時の社長を一緒に撮影した写真が掲示されているとした。

 記事はさらに、神保町は日本サブカルチャーを愛好する中国人にとっても魅力的な場所であるとし、マンガやアニメ関連書籍を主に取り扱う新刊書店、古本屋が少なからず存在することをも併せて紹介している。

 記事は、マンガ・アニメの関連書籍の代表的な書店として「コミック高岡」を紹介しているのだが、残念ながら経営不振により今年3月いっぱいで閉店してしまった。デジタル化という時代の流れの影響を受け、店をたたむ書店や古書店も少なくないようだが、神保町はこれからも本好き、レトロ好き、文化好きな人びとに愛される街であるとともに、外国人観光客にとっても魅力的なスポットであり続けることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)