中国メディア・中国新聞網は24日、中国の大手旅行予約サイトが発表したデータで、今年中国に旅行にやってきた外国人観光客で最も多かったのは日本人であることが分かったとする記事を掲載した。

 記事は、中国大手旅行サイト・携程(シートリップ)が24日に発表した観光に関する報告書で、中国が世界に最も多くの観光客を「輸出」する一方で、多くの外国人観光客を自国に呼び込んでいることが明らかになったとし、今年中国に旅行にやってきた外国人客で日本人が最も多く、以下オーストラリア、韓国、米国、カナダ、英国、タイ、フィリピン、カンボジア、マレーシアの順になったことを紹介している。

 そして、中国を訪れる日本人観光客が大きく増えた背景として、報告書が今年5月の新天皇即位による10連休のゴールデンウイーク期間中に約10万人の日本人が中国を訪れたことが大きかったとの見方を示したことを伝えた。

 また、外国人観光客が訪れる中国の都市ランキングでは上海、北京、広州がトップ3となり、これに深セン、成都、杭州などの大都市が続いているとしたほか、西安など豊かな歴史文化を持つ目的地もますます外国人観光客に喜ばれているとした。

 さらに、外国人観光客の間では中国のカンフーに対する興味がやはり大きく、河南省の少林寺を訪れる、太極拳を体験するといったアクティビティの人気が高いと紹介した。

 中国を訪れる日本人観光客の増加は、昨年から続く日中関係の改善に向けた動きも少なからず影響を与えていると言えそうだ。来年以降も日本人による中国旅行が増えるかどうかは、両国が長期的に安定した関係を構築できるかが大きなポイントになるだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)