中国メディア・東方網は23日、「日本の自動車企業は欧米企業に比べてスタートが遅かったにも関わらず、世界の中で頭角を現すことができたのか」とする記事を掲載した。

 記事は、日本メーカーの自動車について、燃費のよさ、丈夫さ、耐用年数の長さといった強みを持ち、自動車市場で良好な評判を得ていると紹介。一方で、日本の自動車産業も欧米に比べればスタートが遅かったとしたうえで、「後発国」でありながら欧米を押しのけるほどの大成功を手に入れた理由について考察している。

 まず、自動車づくりにおいてはやはり品質の高さがなければ販売台数はままならないとし、資源が少ない中でよりクオリティの高い製品を作ろうとする日本の「匠の製品」が大きな理由の1つであるとした。

 そして、新車だけでなく中古車市場も日本は欧米に比べるとスタートが遅かったものの、今では世界的な信用を勝ち取った中古車市場を持っていると説明。これはまさに誠意と品質を第一とする精神に立ち、自動車市場において良い評判を積み重ねてきたことによるものだとした。

 また、戦後の日本は非常に困難な状況からの経済復興を強いられ、工業を強化することが国の発展とって第一の必須要素だったとしたうえで、自動車が工業発展の第一目標と位置づけられてきたことも、日本の自動車産業を大きく成長させる要因になったと論じている。

 記事は、中国国内の消費者の多くは、自動車を購入する際に日本車をまず検討すると紹介。その理由はまさに日系車が品質面で信頼されており、自動車選びの大きな要素である故障率の低さに定評があるからだとした。そして、日本の自動車業界の成功は、取り巻く環境、職人気質、関係業界を含む業界全体の弛みない努力にあるとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)